遥かなる「知」平線

歴史、科学、芸術、文学、社会一般に関するブログです。

NURO光回線への切替

適切な言葉を選べなければ、深い思考は出来ない。
表現する事はおろか、悩むことすら出来ない。
人は言葉を獲得することによって人生を生き始める。

だから読書することは重要なのだ。
本は身近で最も安価な人生を切り開く武器だ。

読書によって正確な言葉と自己検証はもたらされ、
正確な言葉と自己検証によって深い思考が可能になる。
そして深い思考こそが、
その人の人生を決める唯一のバックボーンになる。
見城徹 『読書という荒野』

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前回の記事で、通信速度を速くするためにコラボ光回線のルーターを取り替えるか、NURO光回線に切り替えるかということを書いて、結果はまた記事に載せることにしていました。

実は、もうその時点でNURO光に切り替えることを決めていて、既に前日に申し込んでいたのでした。というのも、NUROを調べていたらキャンペーン期間が10月31日までとなっていたので慌てて申し込んだというのが本当のところでした。

ネットワーク切替を分かりやすく図にすれば下記のようになります。

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NURO光回線はダークファイバ―といわれるもので、既に敷設されているNTT光回線の空き回線を利用することになる回線です。NTTが家の近くから光ファイバーを家外壁の「光キャビネット」まで敷設する工事と、NUROがその「光キャビネット」から家の配管を通じて宅内の「光コンセント」まで光回線を敷設し、そこから「ONU兼ルータ」と光電話IP電話)と接続する「TA」を結線して設置する工事の2回の工事を行うことになります。
通常は、最初にNURO側の宅内工事、それからNTTの屋外工事の順番のようです。

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新プロバイダーからアカウント登録資料を送ってきたら、Webメールを使えるようにします。これまでのメルアドを複数のWebサービスのアカウントに使っている場合は、これまでの回線・プロバイダー契約を解約するまでに、新メルアドに変更しなければなりません。プロバイダー以外のメルアドを使っているなら、アカウント切り替えは不要でしょう。

NTT回線工事終了後は、すぐにNURO光ネットワークは使用可能になります。
ONUルーター」の電源を入れて、2台のPC、中継器へのWi-Fi接続をして即利用できるようになりました。
最初にしたことは、ネットワークの実効速度の計測です。

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これまでは、Wi-Fi2.4GHzしか接続できないルータだったので、それと比較すると違いは歴然としています。
中継器を使って、家の中ではWi-Fi5GHzを使えるので、370~400Mbps(下り)で通信できることになりました。注1)
動きの速いオンラインゲームなどをする場合なら、有線接続がいいでしょう。
(注1)実効速度は、利用する時間帯によっても違うので、必ずしもこの速度で常時通信できるとは保証できません。

次に費用についてまとめてみました。

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何といっても、工事費4万円が実質ゼロ、初年度は月額980円となるのは大きいでしょう。キャッシュバックもあるので、初期費用はすぐに回収できます。

そこで費用対効果はどうなのか、ということになります。
あまりこういう秤量基準は使わないですが、円単位でどれだけの実効速度を手に入れたのか、ということで比較してみました。

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つまり光コラボと比較して、月額料金は19.5%安くなり、円単位で獲得する実効速度は8.8倍(注2)になったということになります。既存の回線でルータを替えるよりも効果は大きかったのではないかと推測しています。
(注2)80.95÷9.19≒8.8

以上、当初はルータを新しくしようと考えていたのですが、いろいろ調べていたらNURO光に替えた方がいいのではないかと思い、ご紹介したように回線を切り替えました。回線費用を抑えて通信速度を速くしたいとお考えの人は、ご参考にして頂ければと思います。

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