遥かなる「知」平線

歴史、科学、芸術、文学、社会一般に関するブログです。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小惑星衝突

絶望する間に、行動あるのみ(福井晴敏 『Twelve Y.O』 講談社) 君も変っていく。ぼくも変っていく。お互い、自分がどこへ向かっていくのかは未だ分からない 誰も飢えていないところへ流れるニュースに、痛みは伴わない。旗を振るような人類共通の関心事な…

ダ・ヴィンチ 東方三博士の礼拝

レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 (8) この男は、何事をも成しとげられぬだろう。はじめもしないうちから、もう終わりのことを考えているからだ。(ローマ教皇 レオ10世) ダ・ヴィンチがフィレンツェからミラノへ行く前に描いた、未完のままに終わった…

ダ・ヴィンチ 美しき姫君

哲学(フィロソフィー)は、科学(サイエンス)と同じく、誰かがごく一般的な疑問をいだいたときにはじまる。(バートランド・ラッセル『Wisdom of The West(西方の知恵)』) 人間は、自分自身を支配するよりも大きな支配力も小さな支配力も、もつことはでき…

バテレンと俊足トラオ

だから、ルキリウス君、・・・すべての時間をしっかり掴んでおけ。君が今日という日を手に握っていれば、明日に依存することが少なくなる。人生は先送りされてゆくあいだに、通り過ぎてしまうのだ。 正しい行為の報酬は、それを行ったということの中にある。…