2013-01-01から1年間の記事一覧
深夜、あまりの静けさに、思わず部屋の窓を開けた 異次元の扉を開けたのかも知れない瑠璃色に、夜が輝いていたのだ 煌めく星々と月が、一面に降り積もった雪を照らし、闇を蒼い濃淡に染めあげていた 視界いっぱいに、家並や木立のシルエットが、銀色に光る雪…
(追記 2013.12.31)12月19日~31日までに、さらに2冊読みましたので、一覧表を再記載しました。2冊とも上・下巻の2巻本なので、「論理冊数」はそのままで、「物理冊数」のみカウントアップしています。 -------------------------------------…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 (15) 我々の人生は、我々の思考によってつくり出される。我々の思考が現在をもたらし、未来を決める。(パスカル) ひらめきは、何も無いところからは生まれない。(白川英樹;伝導プラスチックの発明で2000年ノーベル化…
天(あめ)が下のよろずの事には季節があり、すべてのわざには時がある。 生まるるに時があり、死ぬるに時があり、・・・殺すに時があり、医やすに時があり、・・・悲しむに時があり、踊るに時があり、・・・黙るに時があり、語るに時があり・・・・ わたし…
日常の些事に、命あれ。(山内康仁) 人間は、見たい現実しか見ないものだ。(ユリウス・カエサル) 真実とウソとは同じ顔つきをしている。(モンテニュー) 緊張の連続で、やってられないと思うこともある。それでもその職に携っている以上、泣き言を言った…
人間とはしばしば、見たくないと思っている現実を突きつけてくる人を、突きつけたというだけで憎むようになる。(塩野七海 『ローマ人の物語15』 新潮社) 人は誰でも、無条件によいものを選ぶのではなく、自分にとってよいものを選ぶものだ。(アリストテ…
台風が来るたび、秋が深まっていくようだたびたび光を求めて空を眺めやるが、重く厚い雲が視界を占める 世相を覆う暗雲にも似て、と思うが、荒れ果てた人々の心のようにも見える ミケランジェロ 『ピエタ』 サン・ピエトロ大聖堂 1499年 ときに人生は過…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 (14) 空を飛ぶ喜びを一度でも味わったものは、地上に戻っても、眼差しを空に向けたままにしてしまう。かつて自分がいたあの空に、いずれは戻りたいと願うのだ。 人間が空を飛ぶことは絶対に可能だ。(レオナルド・ダ・ヴ…
人間であるということは、自分には関係がないと思われるような不幸な出来事に忸怩たることだ。(サン・テグジュペリ) 愛の敵は、憎しみではなく、無関心だ。(マザー・テレサ) たまたま『You Tube』を見ていたら、中島みゆき『NOW』に行きあたった。…
おまえはだれか。おまえは、どこから来たのか。おまえのようなものを、これまで見たことがない。創造主ラベンは人間を見てそう言った。そして、この見なれない新しい生物が、自分自身にあまりによく似ているのでびっくりした(エスキモーの創造神話) 先日、…
たとえ九十九人の馬鹿がいても、正義を貫く男がひとりいれば、けっして間違った世の中にはならない。百田尚樹 『海賊とよばれた男 下』 (講談社) (特攻に)「志願せず」と書いた男たちは本当に立派だった・・・自分の生死を一切のしがらみなく、自分一人…
(追記)2013.09.162013年9月14日、14時、イプシロン打ち上げが成功し、約1時間後、惑星観測衛星の切り離しに成功した。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------…
諦められないんですよ。いろんなことを。野球に関してはなかなか妥協はできない。『休みの日は休む』ということができない。(イチロー) 米大リーグ、ヤンキースのイチローは21日のブルージェイズ戦で日米通算4000安打を達成した。ピート・ローズ(4…
均質化、同質化の論理が、サービスや製品の品質管理にとどまらず、日本社会のかなり根深いところにまで浸透しきっている・・・人間そのものまでが、この論理でがんじがらめにされている。一番典型的なのが、教育の現場だ。本来能力をのびのびと伸ばすべき現…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯(13) 私もやがていつか、死ぬ時が来る。その時まで、常識の枠の中で自分を固く守り、日々指の間から砂が抜け落ちて行くように、冒険する心と機会を失っていくのだとしたら、一体何のために生きているのか・・・。森下典子…
あの事業仕分けで「一番じゃないと駄目なんですか?」って話がありましたけど、僕が訊かれたら、即座にこう答えます。「絶対に駄目です!」 棚の下にいない者には、ぼた餅は手に入らない(棚の下に居る努力が必要なんです)(多田将『すごい実験』) 科学の…
敵、我にわざをなすことにつけて、役に立たざることをば敵にまかせ、役に立つほどのことをばおさへて、敵にさせぬようにするところ、兵法の専なり(宮本武蔵) 情報力をもって戦力差をあえてひきうける(ニミッツ、米太平洋艦隊司令長官) 今夜はいい月だな…
わたしは日本との動乱を予期してはいないが、そういう事態もおとずれるかもしれないし、もしそうなれば、それは突然やってくるだろう(1913年セオドア・ルーズベルトからフランクリンへの手紙) この広大な海域全体で日本は最強であり、われわれはあらゆ…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯(12) さあ、レオナルドという「洞窟」がわれわれの前には口を開けている。 その中に、・・・「怖れと願い」をもって、入ってゆこうではないか。 首尾よくそこから抜け出る者は、類い稀なる宝を持ち帰ろう。(浦一章 東京…
リスクを負わない者は勝利を手にすることができない。リスクとは、負けることによって認識すべきものではない。だが、日本人は、そのようにして生きているように思える。 誰もが敗戦を恐れすぎている。かつて(日本はパールハ-バで)リスクを負った。・・何…
この世界には二種類の人間がいる。疑問をもち答を得ようとする者と、答は与えられるものだと思っている者。・・ わたしは疑問をもつ者だ。あらゆることに疑問を投げかける。・・・問いかけることは生きている証だ。 手垢にまみれた答をそのまま受け入れ、『…
未知こそ自由だった。誤りすら可能性を作り出し、同じ誤りの中で堂々巡りをせぬ限り、一つの思考が、必ず、次の思考の道しるべとなる。 星は答えない。決して拒みもしない。それは天地の始まりから宙(そら)にあって、ただ何者かによって解かれるのを待ち続…
ゴールの向こうに、新しい自分が待っている。(高野進;元陸上選手。オリンピックファイナリスト) いったん戦場で自分を見つけてしまった者は、もうそこから逃れることはできない。生涯自分のための戦場を求めるようになってしまう。(浦澤直樹 『パイナップ…
危機に対応する政策が、後から見て完璧ということなどありえない。(ロバート・E・ルービン;クリントン、ブッシュ両政権下の財務長官) 戦いはマニュアルのない世界だった。仮説を立てる、アイデアを出す、その勝負だった。(船橋洋一 『カウントダウン・メルトダウン』か…
「へその辺りに気を集中させて球を待て。そうすれば必ず打てる球が来る」(長島茂雄)ーどういうことなんでしょう?「うーん、うまく説明できません。実はボクもよくわかっていなかったりして」(松井秀喜) 先日の5月5日、長島茂雄氏(77)と松井秀喜氏…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯(11) 限界状況で教養は、生の証しとか、人間の尊厳としか言いようのないものとして、そっと現れる。(刈部直 『移りゆく「教養」』 NTT出版) 我等は生きねばならぬ。生きるために謀叛しなければならぬ。(徳富蘆花)(注…
選択に迷ったら、行うべき責務を考えよ。・・・責務はここにある。(FOXドラマ ギャラクティカ) 今の努力だけが未来を切り開く。・・・人は、生きているかぎり未来を持っている。・・・たとえ幾歳になろうと、二度とはない人生の大切な一部分を生きてい…
人生は思いもよらなかった場所に人を連れて行くものだ・・でも、よいこと、意味のあることをしていれば・・自分は正しいことをしてるって信じられる(ジェフリー・ディーバァー『ウォッチメイカ―』) 人は自らに課す要求に応じて成長する。自らが成果とみな…
レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯(10) 第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、・・・独自性をもつ。第四に、・・・変革をもたらすものを選ぶ。 意見の不一致は三つの理由から必要である。第一に組織の囚人…
ひらめきを生む前提となるのは、情報を集めたり、試行錯誤を繰り返しながら、徹底的に考えて、考えて、考え抜くこと。 経営者は暇でなければならない。スケジュールには空白の時間がなければならない。(飯塚哲也;ベンチャー経営者)(注)どんなにいいアイ…