遥かなる「知」平線

歴史、科学、芸術、文学、社会一般に関するブログです。

9月、秋の日の近況

経験とは無関係な思考の産物である数学が、
なぜこれほどみごとに現実の物体に当てはまるのか?
アインシュタイン

自分の限界をちょっと超えるというのをくりかえしていく。
少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけない。
イチロー

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夏が過ぎ、ようやく秋らしい空気になってきました。
TVニュースを見れば、相変わらず世界は騒々しく腹の立つことで溢れています。この日本でもたくさんの事件・事故で当事者ならずとも、悲しく辛い思いをすることが多くあります。

なので、こんな世界の出来事に心を疲弊させてはならないと、ほぼTVは見なくなりました。限定的に、日本代表のスポーツの試合や、いくつかの番組を選んで見るくらいです。

必然的に、時間の使い方を考えなければなりません。
やりたいことはたくさんあるのに、時間は限られているからです。

最近、午前中はほぼ数学をしています。
前のブログに、「πの計算」「eの計算」を載せましたが、実はこれをとっかかりにオイラーの式までを順次記載していこうとしていました。「虚数i」を媒介に、何の関係もないと思われる無理数πとeが、ある関係式でつながる不思議さをご紹介したかったのです。

ところが、なのです。

いきなりテイラー展開あたりを復習していたら、頭の中に蘇ってこないではありませんか。剰余項をどう処理するんだっけ?とか、忘れていた部分、ちょっと引っかかった部分、分からないところをさかのぼっていくうち、「ε-N論法」とか「逆関数微分」とか、オイラーの式とは直接関係のない所を含めて、もう一度「解析入門」を復習しなければならなくなりました。

ここから「ロルの定理」「ロピタルの定理」を経てようやく「テイラー展開」「マクローリン展開」にたどり着くことになります。
ということで、今少し時間がかかるかも知れませんが、見通しがついたところでまたご報告できると思います。

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さて、10月から消費税が上がります。
10年以上経った家電製品のうち、冷蔵庫と洗濯機を買い換えました。
TVも12年経つし、リビングのエアコンも来年で10年を迎えます。さすがに全部はちょっと、ということでTVはどうせあまり見ないから、できるだけ長期にもたせて、エアコンは早くても来年の夏前に買い替えようと、消費税対策としては二つに絞りました。
10年以上も前の機種に比べて消費電力も省エネになっているから、電気代もかからなくなるのではと少し期待しています。

モンモには、本は必須なので、多少買いだめしました。
確かヨーロッパ各国では、書籍は国民の文化を支える必須のものだから、消費税はゼロか若しくは低く抑えられていると記憶しています。(間違っていたらごめんなさい)
日本では、ますます本を読まなくなるのではないかと危惧します。

今回買いだめした本(&PCソフト)は下記です。

・S・レビツキー、D・ジブラット『民主主義の死に方』新潮社 2018.9
佐藤賢一ブルボン朝 フランス王朝史3講談社現代新書 2019.6
佐藤賢一ナポレオン2 野望篇集英社 2019.9
・竹山美宏『定理のつくりかた』森北出版 2018.2
瀬山士郎数学にとって証明とはなにか講談社BLUEBACKS 2019.8
・芝野龍之介・虎丸『アルファ碁Zeroの衝撃マイナビ 2018.5
・Silver Star『銀星囲碁19』(対局囲碁ソフト)

中古本も選択肢にあるのですが、配送料も高くなり、本体価格と合わせると、配送料無料の新刊とあまり価格差がないものもあります。そうしたときは新刊本を買います。

ミステリーファンのモンモにとって、買いたいミステリーも山ほどあるのですが、ミステリーは発行から時間がたつと文庫本では1円、2円というものもあり、配送料を入れても300円~400円くらいで手に入るので、ミステリー本はなるべく中古を買おうかと思っています。

その他、どうせ使う家庭用品もあれやこれやといくつか買いました。
ということで、皆さんの消費税対策はおすみでしょうか。

秋9月、モンモの近況は、数学と消費税対策でした。