遥かなる「知」平線

歴史、科学、芸術、文学、社会一般に関するブログです。

前世で私は誰でしょう

去年の夏ごろの話しです。

あるTVの番組で、催眠状態の日本人女性が、前世の記憶をネパール語で話しているのを見ました。本人は、ネパール語を学んだこともないし、ネパールへ行ったこともないと言います。

その話しをもとに、TVクルーが現地へ取材に行くと、前世の人の出身だと言う小さな村が、首都から遠く離れて実在していました。

 

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その村に入って、村の人たちに話を聞いて行きます。
彼女の話しの中にに出てきたという、今はもう一般的には食べないとされる穀類の名前も一致するではありませんか。

現地の人に、その女性の催眠状態で話すVTRを見せると、彼女のネパール語は、その村の発音に一致し、数字の表現(ネパール語の数字は難しい)や文法も一致するというのです。

前世での名前と、その人とされる人の名前は一致しなかったのですが、似た名前が見つかります。その人は、若い頃は兵士で、帰ってから村長をしていたことも一致します。

女性にその村の絵を書いてもらったのですが、描かれている池がない。
村人に、今は洪水で消えてしまった池が当時は、存在していたと言われ、その絵も酷似していたことがわかります。

TVクルーが日本に帰ってきて、現地調査のVTRを見せられていたその女性は、途中で意識を失ってしまいました。
科学的にこの現象をどう説明するのでしょう。
特に嘘もついていないようです。

ネパール人の多くは、前世を信じており、自分は誰かの生まれ変わりで、
また次なる世でも生まれ変わると信じているといいます。

輪廻転生の仏教からくる人生観なのでしょうが、不思議なことがまだまだあるものですね。こうした前世の話も、身近にありそうです。